内科

高血圧・不整脈・狭心症等の循環器領域の疾患を中心に 高脂血症や糖尿病の管理をしています。
呼吸器・消化器系領域の一次診療も行います。

超音波(エコー)検査

パルスドプラ、カラードプラを搭載した超音波装置による観察で からだの各所の 形や動きとともに 血流も評価します。

心臓エコーでは心機能の評価や心臓弁膜症・先天性心疾患の診断をします。頚動脈エコーでは、血管壁の厚さや狭窄等の病変を検査できます。また

下肢エコーで 深部静脈血栓症や下肢静脈瘤の診断評価ができます。




血管伸展性検査

動脈の硬さの指標であるCAVIと血管のつまりを評価するABI(上腕と足首の血圧比)を測定することにより 動脈硬化の程度を判定します。閉塞性動脈硬化症等の末梢動脈疾患の診断・評価もします。




ホルター型心電図検査

小型軽量の心電計で動悸、息切れ、胸の痛みなどの症状があった時の心電図はどのような状態かなど、 1日24時間の心電図を記録し不整脈・狭心症の診断

に役立てます。


心電図

解析付心電計

フリーズ機能を兼ね備えており、検査中の不整脈を逃しません。ホルター再生や携帯型心電計の再生も行えます。

携帯用心電計

約350gのペーパーレス心電計で 往診、訪問診療などに使用します。訪問診療でも12誘導心電図検査が可能です。


健診用

デジタルX線画像システム

胸部レントゲン等を撮影します。デジタルX線撮影ではわずかなX線を捉えることができ、撮影後に明るさやコントラスト処理することもでき 撮影のし直しがありません。画像がほぼ即時にモニター表示されるため、現像のための待ち時間はありません。


外科

外傷

スライサーや包丁などによる切創や皮膚欠損創、転倒等による挫創や擦過創、

木の棘などの皮下異物による刺創等に対する小外科を行います。深い傷は 縫合処置を行いますが、半日以上経過すると創閉鎖が勧められないことがあります。
受傷の時は まずお電話ください。

頭部打撲や骨折や腱損傷 内臓損傷を疑われる外傷については 
専門医への紹介となります。


睡眠時無呼吸の治療

睡眠時無呼吸検査

腕時計感覚の装置で鼻呼吸・イビキ・酸素飽和度・脈拍を測定します。
「日中に強い眠気を感じる」・「習慣性の強いイビキ」・「起床時の頭痛」・「夜中に何度も目が覚める」等に思い当たる方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
一度チェックをおすすめします。

在宅持続陽圧呼吸療法を行っています。

持続陽圧呼吸療法用治療器(CPAP装置)

CPAP装置からホース、マスクを介して空気を気道に送り、
常に圧力をかけて気道が塞がらないようにします。
この療法を行うことで睡眠中の無呼吸やいびきが減少し、
SASによる症状の改善が期待されます。

CPAP(シーパップ)療法について

下記のボタンをクリックしてもらうと
外部リンクに飛びます

禁煙外来

禁煙外来(ニコチン依存症治療)

当院では、皆さんの禁煙を積極的に応援するため、禁煙外来を始めました。

禁煙外来に受診(保険適用)ができる方は

  1. ニコチン依存症のスクリーニングテスト(下記)で5項目以上該当する方
  2. 『1日の喫煙本数』×『喫煙年数』が200以上の方
  3. 直ちに禁煙することを希望し、文書により同意できる方

の条件をクリアされた喫煙者になります。

治療の概要

初回診療、2,4,8,12 週間後の計 5回受診していただき

  • 診察
  • 呼気一酸化炭素濃度の測定
  • 禁煙実行、継続に向けてのアドバイス
  • 禁煙補助薬の処方

を行います。
費用は、健康保険の負担3割の場合 5回の診察、薬代を合わせて2万円弱かかります。

禁煙補助薬

貼り薬と飲み薬があり、禁煙後の離脱症状をおさえ、禁煙を助けてくれます。飲み薬は喫煙による満足感もおさえます。貼り薬を使うと禁煙の成功率が約2倍、飲み薬を使うと約3倍高まります。

【ニコチン依存症のスクリーニングテスト】

  1. 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか?
  2. 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか?
  3. 禁煙したり、本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてたまらなくことがありましたか?
  4. 禁煙したり、本数を減らそうとしたときに、次のどれかがありましたか?
    • いらいら
    • 神経質
    • 落ち着かない
    • 集中しにくい
    • ゆううつ
    • 頭痛
    • 眠気
    • 胃のむかつき
    • 脈が遅い
    • 手の震え
    • 食欲又は体重増加
  5. 上記「4」の症状を消すために、またタバコを吸い始めたことがありましたか?
  6. 重い病気にかかったときに、タバコはよくないと分かっているのに吸うことがありましたか?
  7. タバコのために自分に健康問題が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか?
  8. タバコのために自分に精神問題が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか?
  9. 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか?
  10. タバコが吸えないような仕事や付き合いを避けることが何度かありましたか?